アルツハイマーの初期症状と予防

アルツハイマーの初期症状と予防について考えます。アルツハイマーは辛い病気です。本人も辛いでしょうが家族や周りの介護する人にとっても辛い病気です。私の亡母もアルツハイマーでした。アルツハイマーの母を介護していて本当は感謝の一言があってもいいのに反応がないので、張り合いがないとでも言うのでしょうか、さびしい思いをしたものです。歳をとるとみんなアルツハイマーになると言われます。ではアルツハイマーを発病しないように予防する、アルツハイマーの初期症状の予防はどんな手段があるのでしょうか?アルツハイマーはβタンパクが作用することがわかってきました。βタンパクが増えると神経細胞が壊れてしまうのです。
ということは、アルツハイマーの予防にはβタンパクが溜まりにくい生活をすることが大事だということがわかります。NHKのためしてガッテンでマウスを使った実験で、狭い部屋のマウスと広い部屋でオモチャで遊べる状態のマウスで調べると、広い部屋のマウスがβタンパクを分解する酵素の活性が2倍くらい多くなっていました。そして人間でも適度な運動をした人は、運動をしない人より3倍アルツハイマーになりにくくなっていることがわかっています。有酸素運動といって、ちょっと汗ばむ程度の運動を20分〜30分、週に2回位することがアルツハイマーの予防によいようです。最近はアルツハイマーの治療薬も開発が進んでいるようです。

アルツハイマーの予防に会話が大事です

アルツハイマーの予防には有酸素運動が効果的だということがわかりましたが、家族の人にも協力が必要です。
家族の誰かがアルツハイマーになったら症状の軽いときから病人扱いをして、あまり話し掛けをしなくなっていませんか?
アルツハイマーになっている多くの人が孤独感に苦しんでいるのです。確かに普通の人がアルツハイマーになっているとわかっている人に対しては、言葉を出すのも出しにくかったり、遅くなったりしますからなかなか温かい会話を積極的にしようとは思わないものです。
逆にアルツハイマーになっている人は仲間はずれを苦しんでいます。会話が脳を活発にします。
テレビを観るのと、会話をするのとでははるかに会話の方が脳が活発に活動します。NHKのためしてガッテンでヨーロッパのデーターを公開していましたが、家族や友人がいて他人との接触が充分にある人のアルツハイマー発生率は1000人中19人。反対に話し相手がいないと156.9人と約8倍アルツハイマーになりやすいということでした。

本当は怖いアルツハイマーの周辺症状

アルツハイマーの発生リスクは高血圧だと1.97倍。高コレステロールだと1.89倍。肥満が2.09倍。これら3つともある人だと6.21倍になるとNHKのためしてガッテンで言っていました。
従って糖尿病などの生活習慣病にならない食生活を送ることが大切です。そしてアルツハイマーが怖いのは周辺症状という厄介な症状が出ることです。
周辺症状とは妄想や徘徊などです。介護者に財布を盗られたなどと言われ、周辺症状が出ると介護する側は精神的に追い詰められていきます。
最近ある種の漢方薬に認知症の精神症状を抑える効果があることがわかってきました。
その漢方薬の名前は“抑肝散”というものです。抑肝散は450年前からイライラを抑える薬として使われてきました。この抑肝散を使ってイライラや興奮や暴力を振るったりすることを抑える比較的穏やかに効いて副作用も見られないということです。
いずれにしてもβタンパクの溜まらない人はいないそうです。
それも20年かけて徐々に溜まるということです。発病を引き伸ばすためにはこれらの予防法を取り入れてみましょう。

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